設定資料

『The Ghost from the Machine × The God in the Machine』
設定資料





・キャラクター

Dolores C-11 / ドロレス
N&R社製C−11型戦術戦闘AI。
女性人格を形成し、無人急襲機「ノーバディ」を操る。アランによって開発された人工知能
有人急襲機の限界の1ツであるマン・マキシマムを克服するべく作られた。
科学的な意味での人工知能であり、人語を完璧に理解することができる。
また将来的に有人機とのコミュニケーションを視野に入れた音声合成ソフトがインストールされており、人間との音声的かつ自然な対話が可能となっている。


Alan R Leach / アラン・R・リーチ
N&R社 兵器開発部門 航空兵器開発設計局局長。男性。
飛行空母「デウス・エクス・マキナ」や無人急襲機「ノーバディ」などを開発、運用する。
世界でも屈指の天才的技術者であり、彼の開発する独創的な兵器の数々は何れも評価が高い。
彼自身に関しても情報は少なく、一般的に知られているのは名前と性別ぐらいである。


Chelsea / チェルシー
第3話にて登場する謎の存在。
声色からすると少女のようだが、通信機越しでの会話のため声色を変えている可能性がある。
自ら名乗った「チェルシー」という名前以外には一切の情報が無く、その正体は誰にもわからない。
―――けれど、あなたは彼女を知っている。


Rheosbinre / grewonag
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―注意!―
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・メカニック

NRX−1 NOBODY / ノーバディ
ドロレスが搭載されたN&R社の新型無人急襲機。
他の無人急襲機が現行機を改造したリモートコントロールなのに対し、こちらは完全自律型として開発された初の無人機である。
前進翼、3サーフィス。双発エンジン。機体のカラーリングはホワイト。
機体の表面には蒼いラインが走っており、これがカメラ等の電子機器に自動でジャミングを行うことで、機影を映像に残さないようになっている。
従来機では機体限界、人間自身の限界から実現しえなかったマニューバが、
新素材「ソランド・メタル」の採用、更にマン・マキシマムを克服する完全な無人機としての設計により、現実のものとなっている。
機体のGリミットの大幅な引き上げが実現されており、ミサイル搭載時で最大9G、クリーン時では12Gが設計限界となっている。
専用に開発されたエンジンは燃焼効率の飛躍的向上により、少量の流入空気でも十分な燃焼が可能なため、加速性能に非常に優れている。
また、低速度でも十分な出力が出るエンジンと3次元推力偏向ノズルの採用により、空力に頼らずエンジン出力のみで機体を支えることも可能。
低速度域においては圧倒的な運動性能を誇るが、反面機体形状の理由から最高速度はあまり高くない。
新素材によって機体の耐久性を向上させることにより解決を図っているが、それでも最高速度は平凡と言わざるをえない。


Solando metal / ソランド・メタル
エイリアンの戦艦の装甲をヒントに開発された特殊合金。
耐熱、耐爆、耐衝撃性に優れ、並大抵の攻撃では傷一ツ付かない。
「人類が生み出した最高の盾」と言われるが、形状加工が非常に困難である上に、グラム単価が同重量の金の10倍という破格な値段のため、あまり普及していない。


Solando catapult / ソランド・カタパルト
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Reality hacking computer & Reality generator / リアリティハック・コンピュータ&リアリティ・ジェネレーター
―注意!―
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DEUS EX MACHINA / デウス・エクス・マキナ
「空飛ぶ幽霊船」「フライング・ダッチマン」の異名で恐れられる、N&R社が保有する飛行空母。
全長は1000メートルを超えており、帰港する際は専用のメガフロートに降りる必要がある。
艦載機は約40機。レーダー波を吸収する特殊な雲を纏うことにより、視覚・レーダーに対して高度なステルス性能を有する。
2門の電磁カタパルトを有しており、長距離を移動する際はここから高速で艦載機を発射、滑空させることで、艦載機の機動性を増している。
また、このカタパルトはデウス・エクス・マキナの主砲に流用されている。
艦載機は全て無人機であり、それらで編成された「ゴースト部隊」は全機が空母からの遠隔操作で運用される。それを可能にするのがセントラルAI「ユリック」の存在であり、
このAIが空母としての全機能の他、ゴースト部隊の遠隔操作・管制も担当するため、実質的に空母が無人状態でも、空母の運用及び全自動の作戦行動が可能となっている。
今のところN&R社が保有する飛行空母はこの1隻だけだが、すでに量産化計画が決定している。
その理由として、巨大な兵器ではあるものの、その構成要素の大部分は安価な飛行船であり、海上の空母よりも実はコスト性において非常に優れている点が挙げられる。
また海上空母と違い飛行空母は内陸にも派遣することができるため、機動性においても海上空母に勝っているという点も高く評価された。


Ulick / ユリック
デウス・エクス・マキナのセントラルAI。
ドロレスとは違う工学的AIであり、従来のスーパーコンピューターと構造的にはあまり変わらない。
飛行空母のあらゆる機能を掌握する中央管理システム。またゴースト部隊のコントロールも担当する。
ドロレスのような知能は無いが、その代わり演算能力はドロレスを遥かに超えている。


N&R CO X-UAV Force / ゴースト部隊
飛行空母デウス・エクス・マキナを旗艦とする無人機部隊。
有人急襲機は1機もなく、その全てがデウス・エクス・マキナのAIユリックによって遠隔操作される。
無人機は現行の有人機をアランの設計局で改造したもので、他社への妨害任務を考慮し、外見は現行の有人機とほとんど変わらないデザインとなっているが、
その内部は無人化に伴って外された計器類や生命維持装置などのスペースを利用することにより、同型の有人機よりも高い基本性能を有している。
しかしそれはあくまで設計上の数字であり、実際はAIによる遠隔操作によって戦闘を行うため、実戦でその実力を発揮しているとは言い難い。
ちなみに本来は別の部隊名があったが、上記の飛行空母の異名「フライング・ダッチマン」から連想される、
人間が乗らない幽霊急襲機というイメージから名付いた「ゴースト部隊」の異名をアランが気に入り、現在のような正式名となった。


Stealth cloud / ステルス・クラウド
デウス・エクス・マキナが纏う、レーダー波を吸収するステルス兵器。
ろくな装甲を持たない飛行空母だが、この雲を纏うことにより可視、不可視を問わず敵から身を隠すことができる。
非常に優秀なステルス兵器だが、たとえば砂漠気候の地域など、周囲に雲の無い状況では効果を発揮しないなどの弱点も多々ある。


・その他用語

N&R社
大手民間軍事請負企業の1ツ。
「未来を紡ぐテクノロジー」をスローガンに掲げている。エイリアンの技術を積極的に取り入れた先進的な軍が特徴。
しかしフォーチュンの中枢制御に成功した「ICKX」の前ではその名も陰るため、目の敵にしている。
近年、たて続けに起きた大戦の影響により、軍隊への志願者、軍事関係企業への入社希望は減少の一途を辿っており、N&R社でも深刻な人員不足に悩まされることになった。
そこでN&R社は「あらゆる戦争行為の無人化」という方針を打ち出す。
つまり、人間は安全な後方からの指示に徹し、前線での戦術、戦略的行動は全て機械―――AIに任せるという、次世代の戦争の形をプロデュースし始める。
そのための大規模実験部隊が、飛行空母「デウス・エクス・マキナ」を旗艦とするアランの「ゴースト部隊」だった。
N&R社は様々な部門に細分化されており、戦術空戦部門、戦略大気圏外戦部門、兵器開発部門、情報収集解析部門、広報宣伝部門などが存在する。


ICKX兵工技研
1年前の大戦で功を奏した「英雄企業」。
自社利益防衛のための私設軍隊PDFは未だに独占技術であるフォートクォートを筆頭に、あらゆる妨害行為を跳ね除ける。
そのため他のPMCから煙たがられており、隙あらばICKXの権威を失墜させようとする企業が後を絶たないが、その圧倒的な力の前に屈した企業もまた星の数ほどいる。





以下、各話ごとの設定です。ネタバレを含みますので、閲覧済みの話数だけ見ることをオススメします。
ただし、これらの設定は現在公開中のストーリーに関するもののみ掲載しています。
これから掲載予定のストーリーに関する設定は公開していませんので、安心してお読みください。

この先一光年↓




































・第2話

Annihilation cannon / 対消滅

デウス・エクス・マキナに搭載された主砲。
対艦専用の迎撃兵器であり、デウス・エクス・マキナのほぼ唯一と言っていい近接防御火器である。
N&R社はこの兵器を公にしておらず、また目撃証言も非常に少ないことから、様々な異名と共にその存在が実しやかに噂される「幻の兵器」の1ツに数えられる。
アランはこれを対消滅砲と呼んではいるが、実際には存在秘匿のために正式名称は定められておらず、便宜的にそう呼んでいるだけである。
その実は電磁カタパルトを砲身として利用した兵器で、カタパルトによって超高速で徹甲榴弾を発射し敵艦内部に侵入させた後、弾体に電磁気力で非接触格納された反物質対消滅を引き起こすことで敵艦を内部から破壊する。
弾体はあらゆる複合装甲を貫通し、内部から大爆発を起こすため、実質的に防御不可と言える。
滑空砲としては地上最強の兵器であり、フォーチュンさえも一撃で沈める威力を持つ。
しかし、そもそもが電磁カタパルトを流用したものであるため、有効射程距離は極めて短い。
また、空母の装甲が脆弱な点などからも見られるように、そもそも空母自体が戦闘を行うことを想定していないので、あくまで迎撃専用の緊急火器である。
電磁カタパルトの利用法を模索する上での実験兵器であり、本来は実戦で使えるほどの有用性はない。















・第3話

NAGARAJA / ナーガ・ラージャ

5隻のラバーズを連結して作られた、巨大天候制御施設。常に上空8万5000フィートを亜音速で飛び回っている。
かつて存在した気象操作装置を改良したシステムであり、気圧や気温、湿度といったものを自在に操ることで、
干ばつ地帯に雨を降らせる、洪水多発地域の雨雲を打ち消す、更にはハリケーンを消滅させるといったことができる。
平和目的として様々な国の協力のもとに開発された空中基地。その管理は国連傘下の独立機関に委ねられている。
















・第5話

シモ・ヘイヘ
対地攻撃用長距離精密狙撃ユニット。
元は陸戦兵器開発設計局が開発した歩兵用の設置式アンチマテリアル・ライフル。
ノーバディに搭載されていたのはアランが急襲機用に改造したもの。
急襲機搭載型のシモ・ヘイヘはほぼ完全に別物となっているが、正式採用モデルではないために明確な区別はなされていない。


NB-2 THOR / トール
N&R社製の空雷爆撃機
ラバーズを改造して建造された重爆撃機で、見た目はエイのような形をしている。
兵器搭載能力及び機動力を大幅に引き上げた改造機だが、その代わり飛行には空力にも頼ることになり、結果として空中で静止することはできなくなった。
急襲機が飛べない高高度を飛行し、戦闘空域に向けて専用兵器である空中爆雷ミョルニルを投下し攻撃する。
トール自身は高高度を飛行しているため、ロックオン能力はほとんど無く、代わりに航空、地上勢力がポイントを指示することで空雷を投下する。
N&R社が保有する数少ない戦略兵器であり、大規模交戦が予想されるミッション以外では滅多に出撃することはない。


Thor's Hammer / ミョルニル
トール専用に開発された空中爆雷。縮めて空雷と呼ばれる。
指定された高度にて可燃性の特殊な液体を広範囲に散布し、起爆することによって一定の空域を爆撃する兵器。
爆雷と言うよりは燃料気化爆弾に近い。起爆高度を調節することで対地攻撃も担うことができる。
















・第7話

NRX−2 ANYONEpan> / エニワン
ノーバディと同型の完全自立無人急襲機。ただしこちらはカラーリングが白から黒へと変更されている。
エニワンにはドロレスのようなAIは搭載されておらず、機体を操るのは簡易AI「Una/ユナ」である。ユナにはユリックと同じ工学的AIであり、知能もなければ、当然会話することもない。