制作日記 No.6

そろそろ夏の日差しが近づいてまいりました。
皆さんこんにちは、N&R社社員、スノウ・ウインドです。


今日は現在執筆中の「GM×2 第4話」について、ちょろっとだけお話しようかと思います。


さて、ブログの冒頭にも書かれている通り、この小説は「RS3rd」の非公式な続編として書かれています。
しかもお気づきの方もいるように、外伝チックなものではなくストレートな続編です。
これは、小説の中で「誰か」が語っているように、この私自身も「RS3rd」の終焉に納得がいかなかったからです。勝手な想いですが、ね。
その終焉を捻じ曲げ、私の好みの終焉を後付けすることが、この小説の目的となっています。


しかし先日公開した第3話まで、まったく「RS3rd」の登場人物が出てきていません。続編なのに、です。
これは何故かと言うと単純な理由でして………「RS3rd」の登場人物は、人格がイマイチ掴みきれていないんです(汗)
と言うのも、「RS3rd」は個々の人物に関しての情報があまりにも少なすぎるのです。
得られる情報はゲーム中の会話ぐらいでして、それだけでは話が組み立てられません。
そのため「RS3rd」の登場人物は、今後も出演予定はありません。そもそも役者はみんな舞台を降りてしまいましたから。

ですが、それでは面白くありません。「RS3rd」に関しては最後の最後で繋げる予定ですが、それまでずっとオリキャラで通すのも退屈です。
そこで出てくるのが、「RS3rd」に繋がった”if”の世界―――「EFFY」です。
「EFFY」は「RS3rd」に比べて、特に登場人物の人格に関して推測できる情報が非常に多く見受けられます。
ですので彼らは小説の中でどのように動いてくれるか分かりやすく、出演してもらう役者としてはとっても優秀なのです。
とは言え私の勝手なイメージで原作のイメージを壊すわけにはいきません。ですので、彼らは直接的には出演してもらうことはありません。
あくまで彼らは「ICKX」という組織のカタチで動いてもらうことになります。その方が原作へとダメージが少なくて済みますからね。


―――と言う訳で、次回の第4話ではいよいよ「ICKX」が登場します。


原作者様の設定を直接表現するのは今回が初めてですので、いつもより慎重に筆を進めています。
公開した後で原作者様から怒られないように。とにかくそれだけを考えて書いています。
公開後、万が一おかしい所を発見しましたら、こっそりと私に教えてくださいネ。こっそりと修正シマス。


上記の理由のため、第4話はかなり公開が遅れるかと思います。貴重な読者様方には、気長に待ってもらえればと思います。
それでは、今日はこの辺で。