制作日記 No.16

皆さんこんにちは。N&R社社員、スノウ・ウインドです。


時が経つのは早いもので、このブログも開設からはや2ヶ月が経ちました。
その間、何人かの方々に訪れていただきました。その多くはRectangle様の方から来ていただいているようです。
ありがたやありがたや………

そのRectangle様のコメントを見てみると、この「GM×2」のシナリオは同人ゲーム化に向いているとのこと。
それもそのはず、このシナリオは実は私が独りで作ろうと考えていたミッションシナリオだからなんです。

その名残として、この小説は登場人物がものすごく少ないです。
このシナリオは全て自分独りで作ろうと考えてたものですから、節約と言う名の手抜きが随所に施されています。

………まぁどういうことかと言うと、最初は自分でゲーム作って、更に自分で声を入れようとしてたワケです(笑)
アランを自分の声で、ドロレスの声を某ソフトの合成音声で構成しようと企んでいたんです(爆)
小説の中で「ドロレスの声は市販ソフト〜」というくだりがありますが、あれはそういうメタい事情を無理やり組み込んだ結果なんです。

そう、実はこの小説、ゲームシナリオの時点では「喋る登場人物」が2人しかいなかったんです!

それが小説化に伴って、ちょっとだけ人物を増やしてみたり、はたまた「喋る予定の無かった人物」を喋らせてみたりしたのです。
実は「チェルシー」って、小説版で追加されたキャラなんですよ。よってゲームシナリオには登場してません。あんなに重要なキャラなのに!
そんなこんなで人物が増えたことで、だいぶ基礎のシナリオから離れてしまいました。大筋は同じなんですけどね。

登場人物以外にも、ゲームを意識して作った名残が随所に見られるかと思います。
第3話に関するものなんてまさにそうですね。工夫という名の手抜きが満載です(笑)


しかし結局スクリプト云々のところで挫折し、仕方なく小説化したのが現在公開中の「GM×2 小説版」なのです。
ゲーム化を意識して作ったにも関わらず対地攻撃ミッションが皆無だったりと穴だらけのシナリオですが、
いつかはこれがゲームで再現される日がくればいいなーとぼんやり思っております。

でも、その前に小説を完成させねばなりませんね(笑)


それでは、今日はこのへんで。